後悔と自責の哲学

後悔と自責の哲学 (河出文庫 な 24-1)

ここ数年、同じような内容ばっかりの本をだしていたのでこれもそうかと思いましたが
きちんと仕事をしてるじゃないですか。

後悔といった概念を整理して、なぜ後悔するのかということを倫理的に説明しようとすることによって・・・とうまく説明できないので省略。

この人のおもしろいところは、誤解をおそれずに自分の考えをきちんと明言できることにある。その答えが納得いく人にはうけいれられるのですが、そうでないと「なにいってんだこのオッサン」なんだよね。その他の凡百な自己啓発をほどこす人が、適当なアドバイスをするのに比べたら逆に親切なんですが、その辺りは他の著書に書いてますね。

余談ですが自己啓発って、弱いものがさらに弱いものから搾取してるだけだよなあ。